Home早期発見のために主な消化器がん > 胆道がん:疾患の解説
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疾患の解説
<病理組織学的分類>

切除した胆道がんの断片からがんを顕微鏡で観察し、組織学的に分類することでがんの性質を分類します。

胆道がんの組織の一部から病理(びょうり)組織学的に分類し、がん細胞の性格を把握します。胆管がんと胆のうがんは多様な組織像を示します。主なものに腺癌(せんがん)扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)、小細胞癌(しょうさいぼうがん)があります。
<転移>

がんの特徴として転移がありますが、転移にはリンパ節転移血行性転移腹膜(ふくまく)転移などがあります。

リンパ節転移:
リンパ節転移は、がん細胞が発生した部位からリンパの流れにのってリンパ節にたどりつき、そこで増殖することをいいます。次々とリンパ節に移動し、増殖することを繰り返していくと考えられています。そのため、がんの病巣(びょうそう)を切除する際には広域にできるかぎりのリンパ節を切除することが、再発を防ぐために非常に重要です。
リンパ節転移の仕組み
血行性転移:
血液の流れにのって、他の臓器へたどり着き、そこで増殖することを血行性転移といいます。転移する臓器は血液の流れに関係しています。
血行性転移の仕組み
腹膜転移:
腹膜転移は、がん細胞が腹腔(ふくくう)内にちらばることです。多量の蛋白を含んだ腹水がたまり、がん細胞が浮遊した状態になります。

胆のうがんは肝臓に隣接しているため、肝臓に浸潤(しんじゅん)したり転移することがあります。胆のうの壁は他の消化器と違って薄いため、がんが進行すると壁を破って胆のう外にでてしまいます。胆のうは食物が通る場所ではないため、自覚症状がほとんどないことが、発見を遅らせてしまう原因です。

胆管がんでは、胆管が非常に細いため、小さながんでも胆管がつまりやすい状態です。胆管(胆汁)がつまると黄疸が見られるので、胆のうがんより早期発見が可能な一面もあります。しかし、粘膜表面に隆起(りゅうき)しないタイプの発見は難しく、進行とともにリンパ節転移がおこるので、定期的な検査は大切です。
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