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切除した胃がんの断片からがんを顕微鏡で観察し、組織学的に分類することでがんの性質を分類します。
胃がんは胃液を分泌する粘膜から発生するがんであり、ほとんどすべて腺管構造に似た腺癌(せんがん)です。
この腺癌を一般型、扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)などその他を特殊型とし、基準によって詳細にわけています。また、臨床の現場では、この乳頭状(にゅうとうじょう)腺癌、管状腺癌のように腺管構造の明瞭なものを分化型、構造が不明瞭なものを未分化(みぶんか)型と、大きく2つに分ける方法を用いて治療方針の重要な情報としています。分化型癌は、扁腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)をもつ高度な萎縮(いしゅく)性胃炎の粘膜から大半が発生し、中高年に多いとされます。一方、未分化型癌は萎縮のない粘膜に発生し、若年者にもみうけられます。 |
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がんの特徴として転移がありますが、転移にはリンパ節転移、血行性転移、腹膜(ふくまく)転移などがあります。
リンパ節転移: リンパ節転移は、がん細胞が発生した部位からリンパの流れにのってリンパ節にたどりつき、そこで増殖することをいいます。次々とリンパ節に移動し、増殖することを繰り返していくと考えられています。そのため、がんの病巣(びょうそう)を切除する際には広域にできるかぎりのリンパ節を切除することが、再発を防ぐために非常に重要です。 |
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血行性転移: 血液の流れにのって、他の臓器へたどり着き、そこで増殖することを血行性転移といいます。転移する臓器は血液の流れに関係しています。 |
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腹膜転移: 腹膜転移は、がん細胞が腹腔(ふくくう)内にちらばることです。多量の蛋白を含んだ腹水がたまり、がん細胞が浮遊した状態になります。 |
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| 胃がんは肝臓を中心に転移する可能性がありますので、肝臓について注意深く観察していきます。 |
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