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食道がんの患者さんは食事が十分取れず、体力も低下しているケースが多いため、放射線療法は一般に入院して行われます。
手術が第1選択である日本で放射線治療を行うのは、がんが進行している場合や手術できる体力がない場合に行われます。しかし、日本人のほとんどが放射線感受性(反応性)の高い扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)であるため、放射線療法は大きな柱です。早期のがんであれば放射線療法で十分有効なこともあります。
近年、放射線療法と化学療法とを両方行う「放射線化学療法」が注目を集め一般的になりました。より大きな効果が期待できること、小さな転移をコントロールして手術後が良好であることが評価されています。今後、手術をするかどうか迷う状況のときに、治療の選択肢の1つとなることが期待されています。
放射線療法による副作用には、急性期では骨髄抑制(こつずいよくせい)(白血球や血小板などが減少する)、皮膚炎、嘔吐、下痢、食欲低下、飲み込み時の違和感など、また、慢性期では脊髄炎やそれによる四肢麻痺、肺臓炎、心筋炎などがあります。 |
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