大腸内視鏡検査では、約1日分、便秘の方で2〜3日分の便が腸内にたまっているため、事前に腸内を空にしなくてはなりません。通常当日に下剤を服用し、腸管洗浄液で腸のなかの残留物をきれいに洗い流します。肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜表面の様子をモニターで観察します。大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの疑いがあれば、一部を採取し組織検査をします。進行型大腸がんの約80%は潰瘍型なので、潰瘍とそれを囲む堤防様にがんができていることが発見できます。
しかし、全体像をとらえにくく、がんで腸管のなかが狭くなってしまっている場合は、挿入不可能なこともあります。また、大きな腫瘤(しゅりゅう)型がんの場合は接触して出血することもあります。
さらに、粘膜下層への進行の深さを調べるため、大腸用超音波内視鏡が用いられることもあります。 |