Home早期発見のために主な消化器がん > 大腸がん:治療:内視鏡による治療法
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治療:内視鏡による治療法
内視鏡による治療法では、早期がんが対象となります。内視鏡を使って粘膜を切除する方法です。開腹手術に比べて切除部位が小さく、出血や痛みも少ないため患者さんにとって負担が少ないことが大きなメリットです。切除した部分は取り出し、組織を調べ、場合によっては追加切除を行いがんの病巣(びょうそう)を完全に切除します。一方、内視鏡治療には出血、穿孔(せんこう)のリスクがあるため、慎重な操作が求められます。
ポリペクトミー:
隆起(りゅうき)した病変にはポリペクトミーといって、高周波スネアとよばれる金属の輪の中にがんを取り込み、しばり、通電することにより切除します。
ポリペクトミー
内視鏡的粘膜切除術(Endoscopic mucosal resection:EMR):
隆起していない病変、表面型の腫瘍にも内視鏡による切除を可能にした方法です。粘膜下層に生理食塩水などを注入することにより、病巣を固有筋層から浮かせて高周波を用いて切り取る方法です。
EMRの手技
内視鏡での治療が可能な大腸がんは、リンパ節転移がないと判断された早期がんだけです。大腸がんに対して行われている内視鏡治療はポリペクトミー、EMRのほか、ホットバイオプシーといって、ポリペクトミーのように腫瘍をひっぱりあげ、把時し、高周波電流を通電することによって腫瘍を摘除(てきじょ)する方法が行われます。まれに穿孔や出血がみられることがあるため、手術当日は食事ができません。

大腸の早期がんの初回治療では約60%に内視鏡による治療が行われるようになり、手術に比べて患者さんの負担が軽減し、術後の生活の質も向上しました。
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