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疾患の解説
胃がんの肉眼的分類
<肉眼的分類>

胃がんは内視鏡検査やX線検査による肉眼的所見による分類を行います。

基本的に表在型(0型)、腫瘤(しゅりゅう)型(1型)、潰瘍限局型(2型)、潰瘍浸潤(しんじゅん)型(3型)、びまん浸潤型(4型)分類不能(5型)の6つに分類されます。

表在型(0型)は早期がんで、さらに隆起(りゅうき)型、表面型、陥凹(かんおう)型の3つに大きく分類されます。表面型はさらに隆起型、平坦型、陥凹型に細分化されています。

進行がんは明らかに隆起している腫瘤型(1型)、潰瘍を形成し正常組織と境界がはっきりした潰瘍限局型(2型)、潰瘍を形成し周囲に浸潤していく潰瘍浸潤型(3型)、びまん浸潤型(4型)に分けられます。スキルス胃がんは、若年者に多く進行の早いがんで4型に属します。
<深達度での分類>

胃壁は内側から粘膜層、粘膜筋板、粘膜下層、(固有)筋層、漿膜(しょうまく)下層、漿膜の6層により構成されています。粘膜から発生した胃がんは、しだいに胃壁の上下方向、水平方向に増殖し、拡がっていきます。がんが胃壁の下にどこまで浸潤しているかを示したものが「胃壁深達度(いへきしんたつど)」です。この深達度によりリンパ節転移率が異なることから、深達度はその後の治療法の選択にとって重要な要素となっています。

胃がんは深達度によって早期がんと進行がんに分けられ、がんが粘膜下層にとどまっているものを早期胃がんといいます。早期胃がんのなかでも、粘膜内にとどまっているものを粘膜内癌、下の層まで浸潤しているものを粘膜下層癌といいます。一方、がんが固有筋層以下にまで進んでいるものはすべて進行がんといいます。
早期胃がんと進行胃がん
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