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| 内視鏡による治療法としては、PDT(光線力学的療法)やレーザー焼灼(しょうしゃく)などもありますが、もっとも一般的に行われている内視鏡による治療法は病変のある粘膜を切除する方法です。内視鏡による治療は、開腹手術に比べて切除部位が小さく、出血や痛みも少ないため患者さんにとって負担が少ないことが大きなメリットです。切除した部分は取り出し、組織を調べ、場合によっては追加切除を行いがんの病巣(びょうそう)を完全に切除します。一方、内視鏡治療には出血、穿孔(せんこう)のリスクがあるため、慎重な操作が求められます。 |
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ポリペクトミー: 隆起(りゅうき)した病変にはポリペクトミーといって、高周波スネアとよばれる金属の輪の中にがんを取り込み、しばり、通電することにより切除します。 |
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内視鏡的粘膜切除術(Endoscopic mucosal resection:EMR): 隆起していない病変、表面型の腫瘍にも内視鏡による切除を可能にした方法です。粘膜下層に生理食塩水などを注入することにより、病巣を固有筋層から浮かせて高周波を用いて切り取る方法です。 |
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内視鏡的治療が適応する胃がんは、悪性度の低い高分化型腺癌(こうぶんかがたせんがん)で、粘膜までに限られた早期がんのみです。このレベルのがんは、リンパ節転移をしている可能性が極めて低いためです。粘膜より下層に進んでいるがんは、内視鏡的治療では完全に取り去ることができず、転移の可能性もあるためこの方法は適しません。早期がんのなかでも隆起型は2センチまで、陥凹(かんおう)では1センチまでが対象です。潰瘍または潰瘍のあとをともなっている場合は行いません。
また、手術時間も20〜30分、回復までの期間は約1週間とかなり短いため、社会復帰も一般に早いと言われています。
しかし、完全に切除したとされる場合でも、手術後は定期的に胃内視鏡検査を行い、再発していないかどうか検査する必要があります。 |
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