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がん検診の役割
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大腸
がん検診の役割
<消化器がんの経過と発見>

食道

食道がんは食道の真ん中か、下1/3に最も多く発生します。がんは食道の粘膜の表面にある上皮から発生します。がんが大きくなると食道の壁をつくる筋肉に入り込み、もっと大きくなると食道の壁を貫いて食道の外まで拡がっていきます。
食道の壁のなかと周囲にはリンパ管や血管が豊富です。がんはリンパ液や血液の流れに入り込んで食道を離れ、転移していきます。
食道がんの発見につながる検査方法としてはX線検査内視鏡検査CT検査、MRI検査などがありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。自覚症状(のどのつかえ、しみる感じなど)に注意して、定期的に検査を受けることが、早期発見・早期治療につながります。

胃

胃がんは、粘膜内の分泌細胞や、分泌物を胃のなかに導く管の細胞から発生します。はじめは1ミリの1/50程度の大きさですが、年単位の時間をかけてミリ程度の大きさになるころから発見可能になります。粘膜内に拡がっているうちはよいのですが、胃壁の外に向かって粘膜下層、固有筋層、漿膜(しょうまく)下層、漿膜へと徐々に深く浸潤(しんじゅん)をはじめると、それに伴って転移しやすくなり、予後が悪くなってきます。
早期胃がんは一般的にゆっくり進行します。しかしがんの成長を知る方法はありません。見つけたら治療するのが現状です。
胃がんの発見につながる検査方法としてはX線検査内視鏡検査CT検査血液検査(ペプシノゲン検査)などがありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。各種検査を定期的に受けることが、早期発見・早期治療につながります。

大腸

大腸では粘膜のあるところ、どこからでもがんが発生してきます。特にS状結腸と直腸が大腸がんのできやすい部位です。
大腸がんの発見につながる検査方法としては直腸指診便潜血(べんせんけつ)検査内視鏡検査腹部超音波検査、CT検査、MRI検査などがありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。特にポリープが発見された場合には、積極的に切除を施すこともありますが、定期的な検査を受けることが重要です。

がんは比較的自覚症状が少ない病気です。自覚症状がなくても、検診で発見されることが多い傾向もあるので、定期検診を怠らないようにすることが早期発見・早期治療へとつながります。
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