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内視鏡と処置具を使ってがんの治療(切除)を行うことはできますが、治せないがんもあります。というのも、がんが完全になくなったことを調べる方法がなく、がんは再発することもあるからです。
内視鏡を用いたがんの治療は、ごく早期のがんに対して行われます。処置具を使って切り取る方法と、焼き取る方法がありますが、切り取る場合には、その病変をさらに顕微鏡的に調べることができ、切除が十分であったか、さらなる切除や開腹手術が必要になるか検討されます。
内視鏡による切除後に遺残再発(がんが残っていたことによる再発)を起こす割合は1割ほどあります。その原因は、完全に切除できていなかった場合、内視鏡による切除が適切でなかった場合、分割して切除した場合、病変が大きかった場合などがあります。
しかし、逆にいえば9割は再発しないのですから、十分な判断と技術に基いて行われる内視鏡による早期がんの治療は、治癒率が高いといえます。 |