内視鏡について

砕石・採石

胆石を砕く、採る

内視鏡の鉗子(かんし)のなかには、胆道のなかにできた石を砕いたり(砕石:さいせき)、取り出したり(採石)する道具があります。肉眼(内視鏡)やX線下で石を確認し、石の大きさや位置により、適した形状の鉗子で対応します。

胆管結石(けっせき)の砕石具は、強いワイヤーでできたバスケット型の形状をしています。結石をバスケットのなかに取り込み、バスケットを閉じ締め付けることにより、石を砕きます。

また、石の数が少ない時や小さな場合は、砕かずにそのままバスケット鉗子を用い、採石し、摘出(てきしゅつ)することもあります。

バスケット鉗子による採石

採石透視画像

バスケット把持鉗子

採石内視鏡画像

砂泥状の小さな石は、バルーンカテーテル(風船状のカテーテル)でかき出してくることもできます。

バルーンカテーテルによる採石

バルーンカテーテル

本サイトについて

本サイトは、内視鏡メーカーであるオリンパス株式会社が、
医療分野における社会貢献活動の一環として、医師監修のもと運営しています。
一般の皆さまに、おなかの健康やがん検診、内視鏡検査についての理解を深めていただくことを目的としています。

  • オリンパスミュージアム
  • 医療従事者のみなさま向け会員制サイト メディカルタウン
  • がん啓発コラム
  • オリンパス 内視鏡キッズ教室
  • 大腸がん撲滅キャンペーン BRAVE CIRCLE