コロナ禍で胃がん・大腸がん検診を受診しなかった人の割合はどれぐらい?

日本人のがん罹患数1位の大腸がんと3位の胃がんについて、コロナ禍にあたる2020~2021年度の受診状況を質問しました。
胃がん検診の受診状況について「受診した」と回答した人は50~60代全体の43.5%に留まり、大腸がん検診の受診状況について「受診した」と回答した人は、40~60 代全体の39.3%に留まるという結果となりました。

[胃がん検診受診状況(2020~2021年度)]

[胃がん検診受診状況(2020年度~2021年度)]

[大腸がん検診受診状況(2021年度)]

[大腸がん検診受診状況(2021年度)]

胃がん検診については、50歳以上で2年に一度、X線または胃内視鏡検査の受診が推奨されています。また、大腸がん検診については40歳以上で毎年便潜血検査を受診することが推奨されています。ですが、今回の調査結果からは、胃がん検診・大腸がん検診とも、検診対象世代のうち約6割の方が受診をしていない状況が明らかになりました。
こちらのページで、日本のがん検診の種類についてご説明しています。対象年齢の方は、ぜひがん検診を受診しましょう。

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