女性で40-49歳のあなたが対象になっている対策型がん検診は……
女性で40-49歳のあなたは、肺がん、乳がん、大腸がん、子宮頸がんの対策型検診の対象です。
また、お住まいの市区町村などによっては胃がん検診の対象となる場合もあります。お住まいの市区町村や職場からの案内が来たら、検診を受けましょう。
肺がんの対策型検診の対象です。
1年に1回、公的な補助を受けて、肺がん検診を受けられます。
検査内容:問診、胸部X線検査
乳がんの対策型検診の対象です。
2年に1回、公的な補助を受けて、乳がん検診を受けられます。
検査内容:問診、乳房X線検査(マンモグラフィ)
大腸がんの対策型検診の対象です。
公的な補助を受けて、1年に1回、大腸がん検診を受けられます。
検査内容:問診および便潜血検査※1
- ※1 便潜血検査で異常が見つかった場合は、必ず精密検査として大腸内視鏡検査を行います。(大腸内視鏡検査を実施することが難しい場合には、注腸X線検査や大腸カプセル内視鏡検査を実施することがあります。)
子宮頸がんの対策型検診の対象です。
2年に1回、公的な補助を受けて、子宮頸がん検診を受けられます。
検査内容:問診、視診、子宮頸部の細胞診および内診(必要に応じてコルポスコープ検査※2)
- ※2 コルポスコープ検査とは、腟拡大鏡という内視鏡の一種を腟に入れて、子宮頸部の様子を観察する検査です。観察中に疑わしい部分が見つかった場合、組織の一部を採取して組織診を行います。
胃がん検診は50歳以上が対象となっていますが、お住まいの市区町村などによっては胃がんの対策型検診の対象となる場合があります※3
1年に1回、公的な補助を受けて、胃がん検診を受けられることがあります。
検査内容:問診に加え、胃部X線検査(バリウム検査)※4
- ※3 胃がんの対策型検診については、2016年に国の方針が新しくなり、対象年齢が40歳以上から50歳以上に引き上げられました。移行措置として、当分の間、40歳以上を対象として、胃部X線検査が行われる場合もあります。
- ※4 胃部X線検査(バリウム検査)で異常が見つかった場合は、必ず精密検査として胃内視鏡検査を行います。
50歳以上で胃がんの対策型検診の対象となりますので、その年齢になったら、対策型がん検診を受けましょう。
対策型がん検診についての詳しい情報は「がん検診の種類と比較-対策型検診と任意型検診-」のページを確認してください。