40歳以上の方は、厚生労働省が推奨する「大腸がん検診」の対象となる年齢です。

大腸がんの対策型検診としては、問診と便潜血検査※1 を受けることが推奨されています。便潜血検査でなんらかの異常が見つかった場合は、必ず精密検査として大腸内視鏡検査※2 を行います。

また、大腸内視鏡検査は、人間ドックなどで大腸がんの任意型検診として受診することもできます。

任意型検診を希望する方は、かかりつけの医療機関またはお近くの検診センターなどに問い合わせてみてください。

「対策型検診」と「任意型検診」とは

「対策型検診」とは、市区町村や職場などで加入している健康保険組合が予防対策として提供するがん検診で、職場や地域など大勢の人の中から、がんの可能性がある人を見つけ出すことを目的としています。

「任意型検診」とは、個人が自主的に希望して受けるがん検診で、検診を受けた個人にがんがあるかどうかを確かめることを目的としています。

がん検診についての詳しい情報は、「 日本人に受けてほしい『がん検診』とは?」をご覧ください。

また、対策型検診の窓口は、「各自治体のがん検診窓口/都道府県(日本医師会ホームページ)」で検索できます。該当するお住まいの窓口に問い合わせてみてください。

※1

便潜血検査

大腸がんの場合、病変部の出血が便に混ざる場合があります。

そこで、便のいろいろな場所をこすり採って、血液が付着しているかどうかを調べるのが、便潜血検査です。

※2

大腸内視鏡検査を実施することが難しい場合には、注腸X線検査や大腸カプセル内視鏡検査を実施することがあります。

本サイトについて

本サイトは、内視鏡メーカーであるオリンパス株式会社が、
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