内視鏡検査を知る
内視鏡検査体験談

一般の皆さまからお寄せいただいた、内視鏡検査に関する体験談をご紹介します。内視鏡検査をこれから受けられる方や検討されている方への参考になれば幸いです。
個人的な感想になりますので、実際に検査を受けられる際には、まずは医療機関で医師にご相談されるようご留意ください。
胃内視鏡検査 + 大腸内視鏡検査の体験談
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今年41歳で初めて内視鏡検査を体験しました。
私もこれまでは正直「辛さ」や「面倒くささ」を理由に検診を遠ざけていましたが、そんな気持ちを大きく変える出来事がありました。
それは母の死です。これまで誰よりも健康に気を遣ってきた母でしたが、今年はじめにがんが見つかり、あっという間に亡くなってしまいました。そんな母が文字通り命をかけて伝えてくれた「健康であることの大切さ・ありがたさ」から、受診しようと決めました。胃内視鏡検査を決意したものの、いざ当日病院へ行き処置室へ通されると緊張感が高まりました。しかし、私がお世話になった医院では看護師さんがとても穏やかに接してくださり、全く初体験の私にもひとつひとつ丁寧に教えてくださいました。おかげですっかり緊張も解け、「口からと鼻から、どちらにしますか?」と聞かれたときは自信満々に「口で!」と答えていました。
ここは完全に人によると思いますが、私は全く苦しむことなく検査を終えることができました。検査用のスコープが自分の想像よりもだいぶ細かったのが印象的でした。別の日に同じ医院で大腸検査を実施した際も看護師さん、そして医師が優しく丁寧に対応してくださったおかげで、適度な緊張感のなかで受診出来ました。医師の方が仰っていましたが、S字結腸を通すときが最もテクニックを要し、人によっては痛みを感じるとのことでした。私の場合もそこでいわゆる腹痛のような痛みを感じたため、すぐに医師にお声がけし、挿入をやり直していただきました。我慢できないほどの痛みではなく、自分の腸壁を見ながら冷静に会話できたことを覚えています。
大腸検査の際の辛かったことを強いて言うならば、下剤を飲むことでしょうか…。下剤と言ってもおなかが痛くなることはありませんでしたが、大量(2リットルほど)の下剤を何時間もかけて飲み干すことに難儀しました。また、胃と腸いずれも検査中はおなかの中に空気を入れ続けるため、常におなかがパンパンであることもお伝えしておきます。どちらの検査も終わってみるとあっという間という感じでした。苦痛よりも、リアルタイムで自分の体内の健康状態を知ることができ、結果を聞いた時の安心感の方が大きかったです。
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【胃内視鏡検査】
バリウムの後の腹痛でその後の業務に支障が出るのと(半日~1日)、当時の会社の健康診断では少しの追加費用で内視鏡検査に変更できるため、内視鏡を選択しました。苦しい時間を短くすることができ(5~10分ほど)、またポリープもみつかったので、その後ずっと、内視鏡検査を選択しています。検査担当の医師からは、「内視鏡検査は2年に1回でよい(毎年受けなくてよい)」と言われましたが、友人が40代のときに食道がんと診断され、半年ぐらいで亡くなってしまって大変ショックでした。彼女が内視鏡検査を健康診断で受けていたら、何か変わったのかもしれないと思います。これまでは通常の内視鏡検査を受けていましたが、今年初めて鎮静での内視鏡を受けました。本当に楽だったので、今後は鎮静下で受けたいと思います(鎮静なしのときは、喉への麻酔の効き具合などでその年その年でつらさが異なりました)。【大腸内視鏡検査】
事前の準備も大変なので、なかなか受ける勇気が出ませんでしたが、検査を受けた同世代の友人からこの年齢になったら一度は受けておくべきだと強く勧められたこと、また、別の年上の友人も特に気にせず検査してみたら、ポリープがみつかってしかもそれががんだった(ステージ0)と聞き、意を決して受けました。すると自身もポリープがみつかり(良性)、ポリープ切除後の対応を準備していなかったので、慌てて対応食を買って帰るなどしました。父が何度かポリープ切除を行っているので、遺伝的な要素もあるかと思い、今後も定期的に受けていこうと思っています。鎮静下では眠っている間に終わってしまうので、事前の準備(食事制限、前処置の下剤の服用など)とポリープ切除後の覚悟(食事制限、行動制限)さえできていれば、安心につながると思います。 -
40代の中頃から毎年、胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査を同時に受診しています。最初に受診した際に大腸にポリープがあり、切除しました。「ポリープのできやすい体質かもしれないので念のため毎年受診した方がいいですよ」と先生に勧められ、以降毎年受診しています。これまでに3回ポリープ切除を経験していますが、ある意味では3回分、命を救ってもらっていると言えるかもしれません。苦しいと言われている前処置も年に1回、体の中をきれいさっぱりリセットするという気持ちで臨んでいると苦しさを忘れます。
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内視鏡が喉を通る時に大丈夫だろうかと、最初に受けた時は心配でしたが、鎮静剤を使用して行われたので、気がついたらもう終了で、本当に検査をしたのかなというくらいの感じでした。その後に大腸内視鏡も経験をしました。検査中はぼんやりと目が覚めていたので先生とお話しができたものの、眼鏡を外していたので腸内を映すモニターがよく見えずに残念でした。内視鏡検査は実際に目視で確認をすることで、たぶん初期の病気も見つけていただけると思うので、安心感が違う気がします。
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【胃内視鏡検査(鼻から) 】
初めての内視鏡検査だったため、鎮静剤不要の経鼻内視鏡検査を選択しました。「鼻の形次第では口からに変更する」とドクターより説明がありましたが、特に大きな痛みも無く、検査中はのど付近に何かあるなーといった感じで終了しました。結果は良性ポリープ1つだけあることがわかり、安心につながりました。また、鼻からの場合、検査後すぐ帰宅でき、かつ30分程度で(麻酔が切れれば)食事可能となるのがとてもよかったです。【大腸内視鏡検査】
鎮静剤ありで実施しました。クリニックの指示が的確で、前日は検査食+下剤を使用し水様便状態で経過したため、当日は比較的早く検査に移行できました。
検査が始まる前に看護師さんから「鎮静剤が入ります」と説明を聞いたと思ったら、もう内視鏡を抜く直前になっていたので本当にあっという間でした。特に痛みも無く大腸もきれいな状態であったことがわかり、「2~3年に1度で良い」とドクターより説明がありましたので、今後は胃と大腸を交互に検査しようと考えています。 -
約30年前に便潜血検査で要精密検査となった後に大腸内視鏡検査を受け、8mm大、4mm大及び3mm大のポリープを切除してもらい(いずれも良性でした)、以後毎年大腸及び胃カメラ検査を受けています。出来やすい腸相なのか、毎年2~3mm大の良性ポリープが見つかり切除してもらっています。幸い上部消化器には異常なく過ごしています。
検査も、鎮静剤でほぼ痛みを感じない胃及び大腸内視鏡検査を同日受けられるようになり、感謝しています。毎年の内視鏡検査で早期発見・早期治療が可能になり、大腸がんでは死なないと強く思う次第です。
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自分が若かった頃は鎮静剤の使用は一般的ではなく、胃の内視鏡検査は苦手でしたが、最近は鎮静剤を選択できる施設が多くなっており、苦痛を感じることなく検査を受けられています。また、胃と大腸を連続して実施できる施設も多くなり、鎮静剤で苦痛もなく気づいたら全て完了しています。所見と検査結果の写真もいただけるので、自分の健康の確認に大変有益と思います。
私はポリープの切除をしたことはありませんが、妻は2年連続で大腸ポリープを切除しています。体質や年齢により切除が必要なポリープをお持ちの方もおられますので、定期的な検査でポリープのがん化を防ぐこともでき、大変有益だと思います。
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鎮静剤をして胃カメラも大腸カメラも受けました。
初の胃カメラは口から受けました。鎮静剤で眠る前の口へのスプレー麻酔も苦くなく、食事制限があるわけでもなく、いつの間にか終わったなと感じました。
大腸カメラは数日前からの食べていいものなどの食事制限が辛いのと、当日の下剤の甘いようなしょっぱいような味に苦戦しました。下剤服用時に持ち込むなら、飲み慣れたお茶、水が助けになると思います。
便が出きったかどうかのチェックを看護師さんにしてもらうことに恥ずかしさを感じました。
検査は寝ている間なので、恥ずかしいと感じる間もありませんでした。恥ずかしい、怖いかも?と思いましたが、受けてしまえば健康のため!受けてよかったに変わりました。 -
勤務する会社の胃がん検診メニューとして胃の内視鏡検査を選択できるので、これまでに複数回受けています。胃がもともと弱く、胃炎や逆流性食道炎の診断を毎回いただくのですが、胃がんにかかっていないことを毎回の検査で確認し、安心をして生活を送ることができています。
大腸がん検診のメニューにも大腸内視鏡検査が含まれていて、こちらも数年に1回受けています(受けない年は便検査)。下剤を飲むことに結構苦労していますが、これもスムーズに検査を受けるため…と、頑張って決められた量を飲んでいます。幸い大腸がんが無いことを確認し、毎回ほっとしています。女性に大腸がんが多いとテレビや記事でよく目にするので、今後も定期的に受ける予定です。下剤が飲みやすくなることを期待しています。 -
内視鏡検査を受けたことで安心を得られました。
直接見る検査なので、複数回受診することで安心感が高まっていく感覚があります。
大腸内視鏡検査の体験談
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会社の健診にて、便潜血陽性のため要精密検査との知らせを受けたのをきっかけに大腸内視鏡検査を受けました。
検査自体は鎮静剤で寝ている間にいつの間にか終わっているので、苦痛はありませんでした。(検査前の下剤を飲むのが大変ではありますが)。大腸内視鏡検査の結果、早期がんが見つかりましたが、早期に発見できたため治療もできました。
何の自覚症状もなく元気だったため驚きましたが、健診をしっかり受けていなければ手遅れになっていた可能性を考えるとぞっとします。20代の頃健診はスタンプラリーのような感覚でしたが、30~40代になってくると周りでも病気の方が増えて他人事ではなくなってくると実感しています。予防と安心のためにも、怖がらずに内視鏡検査を受けて、1人でも多くの方が救われてほしいと切に願います。
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下血があり、また祖父も胃がんを患っていたため、何かある前にと思い、大腸内視鏡検査を受けました。痛い・しんどいという印象が強かったため最初は不安でしたが、検査では鎮静剤を使っていただいたので、ほぼ寝ている間に検査を終えることができました。
事前に下剤で腸の中を空っぽにして検査を受けますが、何度もトイレに行く必要があるのは少し大変でした。また、当時授乳中でしたが、検査後24時間は授乳不可のため家族の協力が必要となり、不安要素の1つにはなりました。これまで20代の自分が大腸内視鏡検査を受けることなど考えたことがありませんでしたが、症状があり心配な時は、可能な限り早めに受診され、検査を受けていただくのがいいと思いました。
今回自分は幸いにも大きな病気などはなく、「虚血性大腸炎」という診断でした。検査して自分の腸がきれいだと言っていただけたのも安心できました。
会社で提供されている内視鏡検査などがあるならば、年代・ご自身の健康状態にかかわらず受診されると、安心できるのではないかと思いました。20代の自分が「大腸内視鏡検査を受けた」と親に報告すると、親も検査に行ってくれたほどです。症状が出てからだと遅いということもあるので、早期診断・短期間での回復のためにも受診してほしいと思いました。 -
今年の会社の健康診断の大腸内視鏡検査で、ポリープが見つかり、「大き目のポリープなので別の大きな病院で取ってもらってください」と言われてしまいました。その後、自分で病院を探し、近くの大きな病院で取ってもらうことに。その際は少し緊張しましたが、大腸EMRで無事にポリープを取ってもらうことが出来ました。
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下血と粘血で痔だと思い込んでいたら、指定難病でした。
大腸カメラは医師に勧められました。麻酔なしも経験しましたが、麻酔をしてだと楽におわります。
胃内視鏡検査の体験談
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20代で受けた口からの胃カメラがトラウマで、約20年間検査をしてこなかったのですが、どうしても胃の調子が悪く不安だったため、近くの内視鏡専門医がいる消化器科の病院を受診しました。
以前の苦しさがあり怖かったことを伝えたところ、鎮静剤で眠っている間に鼻からの胃カメラで検査をしました。
本当に眠っている間に終わっていて、苦しくもなかったです。逆流性食道炎でしたが、薬を飲み治りました。こんなに楽ならもっとはやく検査を受ければよかったなと思いました。
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別の部位の検査のために内視鏡検査を行ったところ、レントゲンや超音波ではわからない場所にがんが見つかり、早期に対応できました。
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40年くらい前はバリウム検査を受けていましたが、ポリープのためか、精密検査をした方が良いとの診断がありました。以後、内視鏡検査を30年余り続けています。幸いなことに、ポリープはあるものの、悪性のものは検出されていません。
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辛いと聞いていましたが、目を覚ましたら終わっていることが多く、ほとんど痛みや不快感はありませんでした。
注記
- 自治体が提供するがん検診メニューに含まれる胃内視鏡検査では、鎮静薬・鎮痛薬は使用されないことが原則となります。
- 任意で医療機関にて胃・大腸内視鏡検査を受ける場合、鎮静薬の使用有無は医療機関の判断となります。
まずは医師とご相談の上、検査を受けられて下さい。
2025年実施のアンケートより















































