質問:胃内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)を受けた方がいいと思い始めている
Noと答えた方

現状は、胃内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)の対象ではないと考えられます※1。
ただし、上部消化管内視鏡検査は、人間ドックなどの任意型胃がん検診としても行われており、希望すれば受けることができます。
50歳以上になると、厚生労働省が推奨する「胃がん検診」の対象になります。
その年齢になったら、おなかの状態に不安がなくても、2年に1回は、対策型検診として行われている胃部X線検査(バリウム検査)もしくは上部消化管内視鏡検査を受けることが推奨されています。
がん検診についての詳しい情報は、「 日本人に受けてほしい『がん検診』とは?」をご覧ください。
対策型検診の窓口は、「各自治体のがん検診窓口」で検索できます。該当するお住まいの窓口に問い合わせてみてください。
胃がんの対策型検診については、2016年に対象年齢が40歳以上から50歳以上に引き上げられましたが、移行措置として当分の間、お住まいの市区町村や職場などで加入している健康保険組合によっては、40歳以上50歳未満の方を対象に胃部X線検査を実施している場合があります。