コロナ禍を理由に胃がん・大腸がん検診を受診しない人の割合は?

2020~2021年度の胃がん・2021年度の大腸がん検診未受診理由を聞いたところ、「コロナ禍で医療機関に行きたくないから」「コロナ禍の検査が不安だから」を挙げた人は、合計で約17%という結果となりました。

[コロナ禍(2020~2021年度)でのがん検診未受診理由]

[コロナ禍(2020~2021年度)でのがん検診未受診理由]

また、2020~2021年の胃がん検診/大腸がん検診の結果、要精密検査と判定されながらも精密検査を受診しなかった人の精密検査未受診理由として、コロナ禍に関連する理由を挙げた人の割合は、胃がんの精密検査では5.9%、大腸がんの精密検査では12.2%となりました。

[コロナ禍(2020~2021年度)の精密検査未受診理由]

胃がん検診陽性者の精密検査未受診理由

胃がん検診陽性者の精密検査未受診理由

大腸がん検診陽性者の精密検査未受診理由

大腸がん検診陽性者の精密検査未受診理由

受診者へのコロナ感染症対策としては、各学会が定めるガイドラインに基づいて、検診機関が対策を施しています。また、国からもがん検診が不要不急の外出に当たらないことを国民に対して啓発しています。
コロナ禍を理由にがんの早期発見の機会を逃してしまうことがないよう、対象年齢の方は、ぜひがん検診を受診しましょう。

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